労働災害を減らせるインソール

令和5年の労働災害発生状況

死傷者数は135,371人
転倒災害は、休業4日以上の死傷災害の中で最も発生件数が多く、増加傾向が続いている。
転倒災害の死傷年千人率は、0.628(対前年比0.009ポイント・1.5%増)となった。

現対策

作業現場では作業員への徹底した教育、口頭にて身なりや作業員同士で注意を呼びかけ、作業場所の点検や確認、事故が起きないよう床材を滑らないものにしたり階段をスロープに変えたり、見通しが良いように変更したり、壁には横断幕やポスターパネルなど目視での呼びかけをする対策を行っても実際には時間帯や体調により注意が疎かになり予期せぬ所で転倒事故が起きてしまう事もあると思われます。

転倒事故の起きやすい要素の一つが健康面・体力面

事前に意識させるのは勿論ですが、もしも転倒しかけた時に自ら転倒を防ぐ事ができたら労働災害発生件数も減少するでしょう。
転倒を防止する為に現場内を整理整頓しつまずくきっかけとなる物を排除していると思いますが個人の年齢や体力の有無や考え経験、意識によってバラつきもあり自らが原因となる場合が多々あります。
簡単には体力などつけられるわけでもなく個人に委ねるしかありません。

転倒事故の要因に靴やインソール

転倒事故の起きやすい要素の一つとして靴やインソールなどがあるのをご存知でしょうか?基本的な事なのですが、まずしっかり自分に合ったサイズの靴選びを行う必要があります。
日本人に多い幅広や甲高の足だと辛いので少し大きめの靴を選ぶ方も多く、つま先などが余るとつまずきの原因ともなり危険です。
また、疲れを軽減しようと心地いいインソールや土踏まずのアーチ部分を強調したものを使用する方も多い事でしょう。
快適性の追求の為に柔らかい素材が多く使われ体は不安定になりバランスを崩しやすくなっています。
また、土踏まずのところが極端に高くなっているものは足の腱に抵抗を与え関節などの動きを悪くします。
わかりやすく言うと青竹踏みに乗ると足裏の腱を圧迫し股関節の動きが妨げられ屈伸がやりずらいと言う事です。
股関節の可動域が狭まると転倒は防げません。
さらに年齢を重ねるごとに大きくなる「かかと」の歪みがあります。
このかかとの歪みで体全体のバランスが崩れちょっとした事で転倒に繋がったりもします。
さらに膝や腰、肩や顎などにも影響が出て作業はもとより生活にも支障が出る事もあります。

労働災害をインソールで防ぐという考え

今まであまり聞いた事がないとは思いますが快適性のみを追求しているインソールが体のバランスを悪くしている部分もあります。体のバランスを整える機能性を持たせたインソールであれば足が安定し労働災害を防ぐことができるのではないでしょうか?
そこでクワトロエースは「その時」にしっかり踏ん張れるインソールを開発いたしました。
クワトロエースでかかとの傾きを補正し、AFG採用により指先までしっかり踏み込め、オートサポートにて土踏まずを部をサポート。靴の中に入れるだけで足全体で体を支えられるようになり転倒の要因となる要因を軽減し労働災害を未然に防ぐ事となります。
是非実際に乗ってお試しください。

作業にあったインソールをご提案

HAMA R&Dではインソールを様々な種類の独自パーツを組み合わせ作業環境に適した独自のインソールをご提案しております。